「北の国から」とすれ違う私。

 何年続いたのかはよく知らないけれども、倉本聡脚本のドラマ、「北の国から」が完結したそうで、誠にご同慶の至りである。
 世間のひとの7割から8割、フジテレビ関係者の93%くらいのひとは、「名作」だの「傑作」だの言うようであるらしい。

 しかし、自慢ではないが私はこの「北の国から」というドラマはほとんど見ていない。
 このドラマがレギュラーのTVシリーズで放映していたころ、私はテレビを所有しておらず、ラジオを聞いていた。その後、スペシャルに移行した頃は、放映の時間にはテレビの前には陣どれなかった。ビデオデッキを持っていなかったので録画はできなかった。
 ビデオデッキが手に入った頃はテレビドラマにも「倉本聡」というブランドネームにもすっかり関心を失ってしまい、その状態で時間が経過した。
 そのうちに最終回だそうだ。最終回・・・とはいうがずいぶんと話を延ばして来たんじゃないかという気もしないでもない。
 こういう次第で、「北の国から」には縁がなかった。

 正直なところ、関心がないのである。
 だから見る気になれば貸しビデオ屋に行って、過去の作品を借りて見ることができるのだが、そんなことをする気はまったくない。

 みんなが口を揃えて「感動する」とか「泣ける」と褒めそやすものが無気味に思えて仕方がない。
 泣ける=いいドラマ=「北の国から」という図式も、短絡にしか思えないのであるが、そう思う人が多いようだ。こーゆー短絡というものが、私は大嫌いである。

 でもね、結局右といえば左・・・のひねくれ者なんだな。

 ま、そういうこと。

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