「グラビアアイドル」、この曖昧な存在。

 はて、いつの間に「グラビアアイドル」というコトバが定着したのであろうか。昔からアイドル好きだったが、いつ頃から当たり前に使われるようになったか、さだかではない。ここ3、4年のことではないかと思われる。
 いちおう、グラビアアイドルを定義してみる。
 「マンガ雑誌のグラビア、グラビア雑誌でデビューし、ある程度の人気が出てくると深夜番組→アイドルビデオ発売→バラエティ番組というように活躍の場を広げる女性タレント」と言ったところだろうか。
 最近では釈由美子だとか小池栄子だとか佐藤江梨子だとか、そのへんだろうか。
 どうも10年くらい昔、「アイドル」というものが廃れた時期から雑誌のグラビアの穴埋めとして出てきたスタイルの良い女の子たちが源流ではないかという気がする。
 たとえば、細川ふみえ。彼女は、あどけない童顔におおきな胸でブレイクした。TVではなく、雑誌とビデオというメディアから人気が出たというのがおもしろい。かくいう私も、彼女のビデオはほとんど買い求めたのだけれど・・・彼女を見い出した人は野田社長(駝鳥倶楽部の肥後が一時期良く真似をしていた)といって、「グラビアアイドル」のタレントを多数輩出した「イエローキャブ」社長である。

 しかし、「グラビアアイドル」って、誰がネーミングしたのだろうな。あの北川昌弘という気持ちの悪いひとだろうか。(ちなみに、このひとはアイドル評論家で、神保町にある書泉グランデの地下にあるアイドル本売場でとぐろを巻いていそうな感じ)
 それとも、「少年マガジン」あたりの編集者だろうか。はたまた、野田社長か。ま、どうでもいいんだが。
 
 グラビアアイドルって、一種のすき間産業、と言った感じである。アイドルとAV女優の間にできた新しいビジネス・・・ではないだろうかと思える。
 もうひとつ言うと、「タレント」として見た場合の質は高くない。「写真写り」がいいのでタレントになれたというケースが覆いからしかたがないのだろうけれど、顔に「私はバカです」と書いてあるようなひとがテレビに出てなんか喋るというと、げんなりである。
 じゃあ、まともな「タレント」や「俳優」がどれほどいるのかと言ったら、それも心許ないのだが。
中国の女の子。タレントではない。
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