「ER」に夢中である。

 4月に入って、NHKの衛星放送で待ちに待った「ER」の第7シリーズが始まった。文句なしに面白い。
 アメリカのTVドラマはレベルがきわめて高いと思う。とくに「ER」は病院が舞台とあって、アメリカの社会の様々な断面を見せてくれるのがいい。
 ストーリーが面白いのは言うまでもない。映像演出もきわめて刺激的である。救命救急医の「一刻を争う」治療の様を、自在に動くカメラと、編集の思いきりの良さで描く。いつも急患の治療のシーンでは手に汗を握ってしまう。描写もだらだらと描かず、簡潔で「省略」のしかたが実にうまい。日本のドラマが10分かけて描く場面を数秒で描く、といった印象である。情報量が多いとでも言えばいいだろうか?

 もちろん、アメリカにだって質の低いドラマもあるだろう。だが、レベルは総じて高い。
 しかし、やはり、映像が基幹産業のひとつになっているだけはあると思う。様々な人種が暮らす国ということが、映画やドラマの隆盛をもたらしたのだと思う。色々な人種が暮らしているから、英語が上手でない人にも分かりやすいストーリーづくりや演出が必要で、そうあるための手法が発達したのではないだろうか。また、様々な文化が共存するということで、多様な物語が生み出される。

 で、日本のドラマはどうなのだろう。見ないからよくわからない。
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