エゴ国家・アメリカ
 ソルクトレイク・オリンピックは観ていない。
 開会式を観てひどい嫌悪感を覚え、それ以降はまるで興味を持てないのである。
 開始前に危惧したごとく、
ソルクトレイク・オリンピックはアメリカの国威発揚の場でしかないからだ。
 <反テロ>を唱えて、世界の連携を訴えるものの、その実、世界唯一の超大国としてのプロパガンタばかりであって、断じて<民族の祭典>ではない。ヒトラーがベルリン・オリンピックをナチスのプロパガンタに利用したのと大差はない。

 ブッシュは、世界環境会議の「京都議定書」を批准せず、独自の環境基準とやらで押し切るらしい。アメリカの国益のため。

 ブッシュは「悪の枢軸国」として、イラク、イラン、北朝鮮を攻撃する構えだ。テロ根絶という、大義名分があるから。

 ブッシュ父子はアメリカの大手石油会社、軍需産業とつながっており、それらからたんまりと利権を得ている。また、破綻した電力会社エンロンのスキャンダルとも何らかの関係があるという。

 厳しい環境基準を守らないことを喜ぶのはアメリカの産業界である。
 戦争が起きて儲かるのは、軍需産業である。
 大きなスキャンダルを隠すために必要なのはスキャンダルよりも大きな事件である。

 なんということだろうか。世界の行く末は、こんな糞のような国に握られているのだ。
 より正確を期すとしたら、アメリカを支配する2パーセントの富裕層によって世界は支配されているのだ。そして、日本は、そんな国の使い走りとして生きていくのだ。
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