タイトルですべて言い尽くした感じだけれども、冬らしい冬がないまま3月には桜が散るという春を経て、5月。日によって気温の変化が激しくて、暑いなあと思った翌日は肌寒い、晴れだと思ったら、翌日はもう雨が降る。転向が先倒しになっているから、もう梅雨が来たんじゃないかという気がする。
そもそも例年の5月ってどんな天候だっただろうか。う〜ん、晴れの日が多かったんじゃないかと思うのだが、あらゆる過去の出来事は都合良く忘れる性分なのでまるで思い出せないのである。
もしかしたら、今年はワールドカップ・サッカーがあるので、天は梅雨を先倒ししているんじゃないか、などとばかなことを思ったりもする。もしかして、7月頃に来る台風もひと月程先攻して、列島を直撃するのではないか、などとばかなことを思ったりもする。
「異常気象」などと口にするのはもはや飽きた。
東京の夏はまるで熱帯の都市みたいだし、冬はもはや冬と呼べる寒さではなくなっている。地球レベルでの気象の変動が起こっているのではないかという気がする。
いや、熱帯になったらなったでいいんですけどね。東京がハワイみたいになったらそれはそれで楽しいから。
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