ユニクロをおおいに憂うる
 久しぶりに、ユニクロに出かけてみた。
 が、正直な話、買おうと思うものがないのである。せいぜいが家で着るカジュアルウェアか靴下のたぐいだけで、シャツやパンツはとても買おうという気になれない。

 店内を見渡してどういった客が来ているかをながめる。
 年寄りがとても多い。
 取り扱い商品のほとんどは若年層をねらったと思われるものであるが、来店しているお年寄りたちに似合うかどうかは怪しい。店の雰囲気/扱い商品と実際のメイン客層とはズレを生じている。

 印象で言うと、店内にはもうだめだろうな、という一種の「あきらめ」がただよっていたように思う。
 若い人間はすでにこのブランドをとっくに見切っていて、消費されて旬はすでに過ぎている、ユニクロを着るのは恥ずかしく、ロゴ入りの袋を持って歩くのはとても恥ずかしい。そのような認識というか気分がまん延しているのだと考える。

 結局のところ、靴下を何枚か買って店を後にした。
 ほかに買うべきものはなかった。

 いつまで持つのであろうか、ユニクロは。 

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