鈴木宗男の今後はいかがなものか?
鈴木氏、週内にも自民離党

 自民党の鈴木宗男・元北海道沖縄開発庁長官が今週中にも離党する見通しとなった。鈴木氏が北方領土返還交渉に関連し、返還要求打ち切りに言及していたことが11日の証人喚問で明らかになり、党内に鈴木氏への厳しい処分を求める声が噴出。野党側が鈴木氏の議員辞職勧告決議案を12日夕に提出することを決めたため、自民党執行部や鈴木氏が所属する橋本派は進退問題に早急に結論を出す必要があると判断した。

 山崎幹事長は12日昼、同派事務総長の野中広務・元幹事長と国会内で会談し、鈴木氏に自発的な離党を促すよう求めた。野中氏は、なお事態の推移を見守る必要があるとの考えを示したものと見られる。

 これに関連し、同派の青木参院幹事長も同日午前の役員連絡会で「鈴木氏の処分は迅速に行うべきだ」と要請した。

 一方、民主、自由、共産、社民の野党4党は12日午前、国会内で国会対策委員長会談を開き、鈴木氏について「外交政策の根本をゆがめ政治不信を招いた」などとして、同日夕に議員辞職勧告決議案を衆院に提出する方針を決めた。また、偽証罪などでの刑事告発に向け、鈴木氏の証言の分析を急ぐ方針も確認した。

 国対委員長会談では、先に元事務所代表が脱税容疑で逮捕された自民党の加藤紘一・元幹事長の問題も今後、各党が積極的に追及する方針で一致した。(読売新聞)

 内閣、外務省、自民党の利権漁り政治屋たちは、どうやら鈴木宗男を生け贄にして頬かむりするつもりなのが、はっきりした。
 さっそく、例の巨人コンゴ人秘書・ムルアカのパスポートが偽造されたものだと、外務省が発表した。これからも外務省筋から、宗男の悪を暴きたてる文書が続々出てくるだろう。我々が悪いのではありませんよ、宗男が悪さをしていたんですよ、と言いたいのだろう。

 宗男が素直に自民党離党、議員辞職を受け入れればいいが、もし自分が握っている他の議員の悪事を暴露するなどという脅しに出たら、きわめて危険なことになる。
 殺される危険があるのだ。
 宗男は自分の利権を漁っているだけでなく、ほかの議員の弱味も握っているという話がある。

 北方領土返還交渉に関連し、返還要求打ち切りに言及、返還などされても仕方がない、という話は、まさに「国賊」である。
 ロシアとの密接なつながりも実にやばい。
 また、一説によると、鈴木の子飼だった佐藤分析官は旧ソ連留学時代にスパイに仕立てられたという。

 「憂国の志士」が兇刃を宗男に向ける条件は揃っている。
 オウム真理教の村井が衆人監視のなかで刺殺され、その昔、豊田商事の会長がマスコミの目の前で刺殺された場面を、なぜか思い出すのだ。
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