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私が笑ったのは、大学=箔が付くという短絡、あくまでも「清純で頭が良い元気な女の子」っていうコンセプトを固持する彼女及びブレーンの頭の悪さである。「清純で頭が良い元気な女の子」って長くやっていると嫌みなんだけど。彼女は幻想としての「女子高生」として機能したが「幻想としての大学生」の役割を、彼女に求める者はもはやいないだろう。大学生という看板でタレントとして、ほかの女性タレントとはちがうのだとでもいいたいようだ。でありながら、内実はそれに見合うものとはいえないようだ。
広末涼子はすでに旬を過ぎた。ただ若いということだけで受け入れられ、歌がうまいわけでも演技が上手なわけでもない(というよりもはっきり言って下手くそな)タレントに過ぎなかった。
これからはアクがでて、どんどんイヤな感じになって、嫌われるという気がする。現に好感度調査ではすでに「嫌いなタレント」のトップになっているのだそうで、まことに世間は非情である。
しかし、この駄文もあまり意味はない。タレントも結局は消費される「流行情報」である。より新鮮なタレントやより珍しいタレントが出てくれば、古いアイドルはたちどころに流行遅れとなるのだ。
広末涼子ははたして、どんな消え方をするのだろうか。それとも私の予想は外れて、彼女はタレントとして永らえるのだろうか。 |
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