捨てるということ

 引越しの下準備で、不用品の処分をし始めている。
 昔に比べて、悩まずにものを捨てられるようになった。

 昔、引越ししたときはあれも捨てられない、これも捨てられないとおもうばかりで本やら映像ソフトやらの段ボールの山を抱えながら新居に入ったのだった。
 本はまた読み返したいとか、中の記事が後で必要になるに違いないと思ってなかなか捨てられなかったのだ。映像ソフトのほうは、テレビで録画したものが再放送されないのではないかとか、これは資料的な価値があるぞ、とか思いはじめるともったいなくて捨てられないのだった。
 が、衛星放送・ケーブルテレビあ当たり前になり、インターネットの時代となって本やソフトに対する意識が大きく変わってしまった。
 大概の情報や映像ソフトは簡単に手に入るようになった。

 で、ソフトが記録されたテープやら本に対する執着がやっとなくなって、ビデオは捨て、本は古本屋に持って行けるようになった次第である。

 本に関して言えば、これまで大切にとっておいた本が古本屋で二束三文で叩き売られているのをみて無常を覚えて手放す気になったというのもある。
 ああ・・・・

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