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東京駅の八重洲地下街に出かけて、「元気寿司」という回転寿司屋に入った。
「元気寿司」で食事をしたのは３度めである。
香港で、２回食事をしたことがある。
香港ではすでに「回転寿司」が食生活のなかに組み入れられており、あちこちにある回転寿司屋はけっこう繁盛している。
で、もしかしたらヘンなものを出しているのではないかと邪推して食べてみたのである。海外の、「誤解された日本料理」ってけっこう面白いし、新しい味の発見があるのだ。
香港の回転寿司は、日本のそれとほとんど同じものであった。おいしくいただいた。ただ違っているのは、寿司と一緒に桶に入れられた練りわさびが回っていることだ。香港の人たちは醤油皿にわさびを大量に盛る。醤油よりも緑色が勝つくらいの分量である。
これを真似てみたが、けっこういけるというか、新鮮な発見があった。しかし、鼻がツーンとして涙が出たけど・・・
で、私は「元気寿司」を香港の資本だと思っていたのである。八重洲の店にあったパンフレットを見ると本社は栃木にあると書いてある。で、海外に店を多数展開しているチェーンだったのである。
香港では「味千ラーメン」という九州ラーメン屋を良く見かけるのだが、ここも熊本に本店があるラーメン屋であった。東京ではついぞ見かけないが、地方から海外へ・・・という展開もあるのだなあと感心したのである。
香港に出かける機会があったら「元気寿司」、試してみてくださいね。その時はわさびをたっぷり使って。
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