チクり合いの果てに
 誰が見ても鈴木宗男や加藤紘一の仕返しに辻元清美を辞職に追い込んだやつが、必ず、いる。そのために金が動いたのも、たぶん間違いない。今度は田中真紀子が標的だ。こんな騒ぎの一方で、さすがはもはや腐り始めた国家である。すでに福田や安倍晋三に仕切られて指導力も影響力もなく傍観者でしかない小泉が評論家のようなコメントを吐く間に悪辣かつ巧妙に巨額な金を呑んだ鈴木宗男や加藤紘一への追求の動きが止まってしまい、事がどんどん曖昧になっていく。
 不毛である。

 チクり合いはどこまで進むのだろうか。事態は議員に向けた乱射へと至り、辞職議員が陸続と現れるのだろうか。
 
 この、なんとも不毛な足の引っ張り合いの果てに、政治不信は増していく。不景気、閉塞感、どこかで拡がり始めた戦争。人々は「強い指導者」を求めるだろう。
 兆しはすでにある。「石原慎太郎総理待望論」が保守論壇で語られていることに、私はわずかだが不吉な予感を抱いている。
 杞憂に過ぎないだろうか。
 石原の、中国・北朝鮮への挑発的で侮蔑的な物言いに、なにかいやなものを覚えるのは、果たして私だけだろうか。

 ある<状況>に導くために、誰かが絵図を描いているとしたら・・・

 妄想はこれまでにして、と。
 私もまた、「ムネオハウス」にどっぷりはまっている。アルバムはすでに10枚に達し、2ちゃんねるから始まったこのムーブメントは大きな広がりを見せている。
 ムネオを笑い飛ばせ。政治をねたにパロディで笑いのめすのだ。
 私は、ムネオハウスを聞いていて危うく笑い死にするところだった。
 まだ聞いていないと言う人は、サーチエンジンで「ムネオハウス」と打ち込んで検索し、曲を聞いてほしい。
 笑える事請け合いだ。
DJムネオ
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